ブルータスのボサノヴァ特集1993年10月15日号。10年以上前のこのブルータス非常に内容が濃くて今見ても面白い。ボサノヴァが生まれた時代背景からボサノヴァ誕生の秘話、ジャズとの出会い、ボサノヴァを代表するレコードレーベル"エレンコ"のヒストリー、ロベルト・メネスカル、トム・ジョビン、カエターノ・ヴェローゾ、ジョニー・アルフ、エドゥ・ロボへのインタビュー、ボサノヴァディスクガイド等々・・・。少ない紙面だけどボサノヴァの入門書としても十分な内容だ。
なんで今頃そんな昔の雑誌の話をしているかと言うと、その特集の中に”2001年のボサノヴァ論「ボサノヴァチルドレン」”というコーナーがあって、そこにダブルフェイマスとして初めて受けたインタビュー記事が載っているのを思い出したからだ。ブラジルのことを調べようと思っていろいろ探していたら本棚から出てきたのだ。
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明日(3月4日)久しぶりに目黒のホテルクラスカ1階のラウンジ、The LobbyでDJをやります。非常にゆるい感じでやっているので、時間のある方は覗いてみてください。時間は10時くらいから。ここは一応月一でやることになっているんですが、2月は他の予定と重なったりしてできなかったので、今年初。
DJとしては4月にMood Stock(渋谷JZ brat)でもやります。こちらはまだ他の出演者などの詳細は未定。いいイベントなのでいろいろ決まったらここでも告知しようと思います。後5月28日福岡でもDJの予定あり。詳細は以下で。
その他の予定としては、来週の金、土曜日、神戸と大阪をChoro Azulのサポートメンバーとしてまわります。ショーロの3人+元アコダブ高橋祐治(ベース)、坂井達彦(トロンボーン)と僕のトランペットという6人編成。Choro Azulは新曲もありかなりファンキーな感じになってきてます。他の出演はSaigenjiとCopa Salvo。
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いまさらなんだけど、Double Famousが去年出したアルバム"Live in Japan"のDVD AUDIO版が出てます。DVD AUDIOというのは、ソニーのスーパー・オーディオCD(SACD)と同じような規格で、5.1chサラウンド、もしくはハイビットサンプリングによる高品位オーディオの新規格。これでクラシックとかジャズのライブなんかを聴くとすごい臨場感がある。極端な話演奏者の衣擦れの音まで聞こえてくる勢い。ドラムのソロとか聴くとタムが左から右に流れていくとか、どのへんにどの楽器があるとかわかるくらい。データ量がCDの何倍も入るので音も良くて、かなりアナログレコードに迫る音質だ。
ダブフェイのDVD AUDIO版にはCDに入っていなかった夜来香の5.1サラウンドリミックスというのが実は入っていて、リアレンジされた中国楽器のアンサンブルや、テルミンなんかの電子楽器も入りかなりモンドな仕上がりになっている。ただ、面白いことは面白いんだけどDVD AUDIO自体があんまり話題になってないような気がする。
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