昨日はDouble Famousで以前にも使った事のある湾岸音響スタジオでレコーディングをしていました。録音したのは古いブラジルやスペインの曲のカバーなど3曲。そしてレコーディングに使った機材は、100年以上前のエジソン・シリンダー蓄音機と、去年発売になったソニーのシリコン・オーディオ・レコーダー。
全く同じ演奏を製造年に100年のひらきのあるレコーダーで録音したらどれくらい違うのかやってみようじゃない、というアホな企画(そもそも考えたのは僕なんですが、、、、)。結果は、、、、超面白かった!この音源は9月になったらあちこちで発表します。全く同じ演奏なのに録音するメディアが違うとこれほどまでも音楽って変わるのかという感じ。とても同じ音楽とは思えませんでした。メディアはメッセージであるという言葉のとおり。
録音の仕方も普通の現代の録音方法では全然ちゃんととれなくて、立ち位置から演奏の仕方から蓄音機に合わせて随分工夫しました。それだけにソニーの最新のレコーダーで録ったほうはそうとう変なバランスで録れてましたが。。
それにしても蓄音機で録音して、再生してみた時に聴こえてきた音は完全にタイムマシンでしたね。予備知識なく聞いたら絶対21世紀の演奏/録音だとは分からないでしょう。この音源をどこでどのように発表するかというのは、もう少ししたらお伝え出来ると思います。その時もちょっと新しい取り組みで皆さんにお届けしようと思ってます。
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