今回のアルバム用レコーディング2日目。
Double Famous4枚目のアルバムにして初めて、とびとびの日程でレコーディングをしています。今日はドラムの栗原の曲と、最近のライブでは必ずやっているアフロビートの曲のカバーの2曲を録音しました。昨日録音した2曲はずいぶんゆるーいのんびりした曲だったんですが、今日の2曲は打って変わってかなりヘンタイでビザーールな仕上がり。演奏しながら自分で思い出してたのはラウンジ・リザーズとか元ラウンジ・リザーズのトランぺッター、スティーブ・バーンスタインのSex Mobとかかな。思い出したというよりか目指したってことですかね。
フェイク・ジャズのフェイクはなんになるのかな。でも、このフェイクってところが肝心なんですねー。ジャマイカのスカなんかもアメリカのジャズやR&Bのフェイクが発展したようなもんだし。新しい音楽っていつもそうやって勘違いとか事故から生まれるものなんだと思います。マーティン・デニーの間違ったワールドミュージックの解釈であるエキゾチカとか。やっぱりジョン・ルーリーみたいにセンスのいい人はそのへんがちゃんと分かってる。最近は病気で音楽活動が出来なくなっているそうですが、はやくよくなって日本でもまたライブやってくれないかな。MM&Wももとはラウンジ・リザーズにいた人たちだし、今のほうが90年代よりウケるような気もします。
スティーブ・バーンスタインという人はラウンジ・リザーズのころはコルネットを吹いてたけどこのSex Mobというバンドではスライド・トランペットを吹いてる珍しいひとです。
こんにちは。楽しく読ませてもらっています。首が長くなり続けています。
>新しい音楽っていつもそうやって勘違いとか事故から生まれるものなんだと思います。
ここ、僕もちょうど同じこと考えてました。
THE POP GROUPも「ファンカデリックと同じ音楽をやっている」つもりが、アレだったと言いますしね。
新作、楽しみにしてます!
Posted by: E-JIMA | Monday, 13 June 2005 at 11:36
そうそう!僕らも癒し系の音楽をやってるつもりが、、、って違うか。
必然性のある偶然。チャンス・オペレーションというか事故を楽しむっていうか。集団的無意識状態にならないとできないし、簡単だけど難しい。音楽っていうのは不思議なゲームですね。
Posted by: sstp | Monday, 13 June 2005 at 15:27