今日は渋谷のDUOへスペインのバンドOJOS DE BRUJO(オホス・デ・ブルッホ)のライブを観に行きました。これも先日国際フォーラムでやってたスペインパビリオンの関係のイベント。名前だけは知ってたバンドではあったんですがこれまでちゃんと聴いたことはありませんでした。知ってたのはフラメンコベースのごった煮な音楽性のバンドだということくらい。
ヒップホップやファンク、レゲエなどを取り入れ、云々・・・と聞いていたので、昔ダブフェイも競演したオゾマトリとかに近いのかなーと思ってたんですが、もっとオーガニックなライブでした。どちらかというとヨーロッパのバンドだし、ジプシー入ってるのでかつてのネグレスベルトとかマヌ・チャオとかに近いかも。ヒッポホップの要素もスクラッチが入ったりはするものの、打ち込みとかではなくヒューマンビートボックスで表現してて全部生でやるところも好感度大。アンコールの最後の方でメンバーが楽器を持ち替えて一曲やったり観ていても楽しい、エキゾ・パーティーバンドという感じ。
スペインではトップチャートにはいったりして売れてるらしいですね。「アンダーグラウンド」の監督エミール・クストリッツァが自分のバンドを撮った映画『Super8』とか観てても、ライブをやたらデカイ会場でやっててびっくりしたんですが、こういう雑多な音楽ってヨーロッパじゃ今やものすごく人が集まるみたい。ヨーロッパの知り合いとかに聞いてもアンダーグラウンドな音楽でも面白ければ普通にみんな観に行くらしいんですよね。アメリカとか日本とはそのへんが違う所なんじゃないでしょうか。キャレキシコもアメリカのバンドだけどヨーロッパの方が断然人気あるみたいだし。ダブフェイもそっち行った方がもうちょっとウケるかな。。
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