ゆうべはUNITでバッファロー・ドーター主催のイベントEuphorium vol.1をやってました。ラインナップは、Buffalo Daughter (スペシャルゲスト:フェルナンド・カブサッキ)を始め、SENSUOUS THINGS(←小山田君の変名義)、シュガーさんのMETALCHICKS、ノアルイズ・マーロン・タイツなどなど。
盛りだくさんの面々に、カヒミカリィがDJをやったりというなんとも10年前でもありえたような、でもありえなかったようなイベント。来てる人達も90年代以降の老若男女という感じで面白かった。出演してる人達は90年代からずーっといる人ばかりだけど、みなさん今でもきっちり活動してるので内容も全然古い感じはしなかった。それどころか、朝方にやったバッファロー・ドーターのライブは凄かった。コーネリアスももちろん良かったけど、今日に関してはバッファローが圧倒的に良かった。
僕らも一応その端くれだけど、90年代からやってる人達ってそれ以前の世代と比べてもきちんと「音楽」をやり続けられてる人が多いと思う。それ以前の音楽家って売れるかどうかっていうのが活動を続けるための大きなファクターだったけど、CD世代になってからはそんなにバカ売れしなくても何とか続けられるような状況があるような気がする。
昔は音楽家になるか普通の勤め人かという選択の間には結構な断絶があって答えは2択しかなかった。でも90年代は音楽家でありながら勤め人であるとか、一般人だけどある小さなコミュニティの中では音楽家であるというようなライフスタイルの人が出現し始めた時代。90年代以降、情報がどっと増えた結果答えも2択以上に増えた。
社会的には不況だったとはいえオンガク業界は2000年くらいまでは比較的調子良かったし、ふらふらしてても社会の景気が悪くて仕事がないからしょうがないみたいな風潮もあったのか、社会がなんとなくそういう人をゆるしているというか(笑)。。そして個人がより情報を発信しやすくなった現在は爆発的に増えている。
僕はこういうのは歓迎すべき状況だと思う。みんなやりたいことをやりたいようにどんどんやればいい。少なからず支持してくれる人がいるから続くんだけど、それにしても誰に頼まれたわけでもないのに勝手な活動をし続ける人が沢山いる世の中って実は豊かだよなと思ったりして。。今日はそんな事を考えたイベントでした。
このイベント行きたかったのです!が、仕事のため断念しました。。なんだかここ数ヶ月忙しすぎて全然遊べてません。。(涙)
バッファロー・ドーター久しぶりに見たかった・・
Posted by: TO | Monday, 15 January 2007 at 15:55
バッファロー素晴らしかったですよ。
なんか底力というかすごかったです。
最初と最後の2ステージやったんですけど、ライブが終わったのは6時過ぎで、さすがにやるほうも見てる方も裏方もみんなくたくたでしたが。。。
Posted by: sstp | Tuesday, 16 January 2007 at 00:35