実は僕はどちらかというと活字ジャンキーで、一人で食事したりするときなんかはなにか読んでないと気が済まず、薬の能書きでも読んじゃうタイプ。なんで、常にカバンの中にはなにかしら本は入ってます。で、なぜかヒマな時より忙しくなればなるほど本は読みたくなる。なんにもすることが無い時は家にいてもボーっとテレビを見たりしちゃうのに、バタバタしてる時ほど5分くらいの時間でも活字を読もうとする。時々家の中で立ち読みしてて家族に笑われてます。
だから、恐らく僕の人生の中で最も忙しかったと思われることしの夏には、とにかくよく本を読んだ。たまたま自分の中で幕末維新ブームがわき起こってたので司馬遼太郎「跳ぶが如く」全10巻を始め、幕末本を20冊ほど一気に読破。こういうブームはなにがきっかけで来るか、自分でもまったく予測が出来ないんだけど、とにかく忙しければ忙しいほど読書量は増えます。
忙しいということは本屋に立ち寄る暇もあんまりなかったりするから、勢いネットで買い物をすることも増える。本当は出来るだけ大きい本屋で一日立ち読みをして買うものを決めるほうが好きなんだけど、時間がない時はしょうがない。しかも最近はネットの本屋のほうが品揃えは確実に良いので、読みたいものが決まってる時はやはり便利です。あまりにしょっちゅう届くから佐川急便のおじさんと顔なじみにまでなってしまうくらい。
一冊の本を最後まで読了するのは結構集中力もいるので、僕の場合いつも何冊か平行して読みます。読みたいものが多いとその分平行して読む本も増えて、ひどいと5冊くらいカバンに入れてることもある。そのカバンにはパソコンとか手帳とかも入ってるから異常に重い。家を出てから帰ってくるまで絶対にそんなに読まないのに、持ってると安心するんです。iPodが無かった頃はさらにCDやらMDやら持ってたりしたから、えらいことでした。。今日はカバンは持たないぞと決めた日は基本手ぶらだから、そもそもカバンを持たなければいいんだろうけど。。
というわけで今僕が持ち運んでる本は、、、(6冊もあった!)
・フォーエバー・ヤン—ミュージック・ミーム〈1〉/ヤン富田
・環境危機をあおってはいけない/ビョルン・ロンボルグ
・Free Culture/ローレンス・レッシグ
・プラネット・インディア/サラーム海上
・デトロイト・メタル・シティ/若杉公徳
・テルミン(ふしぎな電子楽器の誕生)/尾子洋一郎
この本達は全部読みかけなんで『面白そう』としか言えないけど、途中までの感想としては。ヤンさんの本はヤンさん本人の結婚話とかを話してるインタビューがすごく貴重で面白いし、サラームさんの本も所謂ワールドミュージック本とか旅行本と違って、リアルな音楽体験が語られていて面白そう。ローレンス・レッシグとビョルン・ロンボルグの本はよく見たらたまたま同じ翻訳者だったけど、内容は全然ちがうもの。ロンボルグの「環境危機〜」は環境が悪くなってるというお決まりの報道はウソ?というような刺激的な内容で、レッシグの「Free〜」はクリエイティブ・コモンズという新しい著作権の考え方についての本。
それにしても「デトロイト〜」は漫画で、「テルミン〜」はブックレットなんで軽いけど、上から3冊は重いのなんの、、、。これ以上は無理、持ち歩く限界。でも、一冊しかもってなくて出先で読み終わっちゃったりすると、ついなんか買っちゃうからなー。その割にはブログに読んでる本について書く事はあんまりないのは、本について書き始めるとやたら長ーくなっちゃうから。。
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