ニューヨークにあるビットフォームズ・ギャラリーで、ドイツの音響彫刻家ピーター・フォーゲルのエキシビションが開催されるらしい。このヒトはインタラクティブ・エレクトリック彫刻のパイオニア。物理学の知識を持ちつつ、エレクトック/ダンス/音楽/ビジュアル・アートなどを用いた作品で知られるアーティスト。60年代から活動していて、そろそろ70歳になろうかという人ですが、最近のではデトロイト・テクノとグラスやライヒなどに代表されるミニマル・ミュージックをあわせた音響を用いた彫刻作品など、かなりアタマが柔軟なおじさんです。
作品は写真からもわかるとおり、赤緑青の発光ダイオード、針金、カバーを外したスピーカー、電気抵抗器などの視聴覚に関係のあるものを材料に制作されており、音や振動、光に反応して電子音を発する立体作品。
造形としてもとても美しいく素晴らしいと思います。おまけにインタラクティブ作品なので、見る人の動きに反応して音が出たりして楽しい。日本でもどこかでやってくれないでしょうか。
こちらで動作の様子が分かる動画も見れます。
http://www.coolhunting.com/video/archives/2006/05/peter_vogel_at_bitforms.php
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