シカゴのトータスやアイソトープ217への参加、またシカゴ・アンダーグラウンド・デュオなどの活動でも知られるコルネット奏者、ロブ・マズレグの新プロジェクト、サンパウロ・アンダーグラウンド。
以前来日していた時に紹介されて会った事があるのですが、なんでも奥さんがサンパウロの人で今はブラジルに住んでいるとの事。で、この作品はブラジルでのセッションをまとめたもののようですが、やはりシカゴで音を作るのと違ってブラジルでやると同じアヴァンギャルドなテイストでも温度が違う。気温と湿度が高いという感じがします。
「黒いオルフェ」のカバーなんかとてもアメリカの乾いた感じはなく、ブラジル人のボサな感じでもなく、あくまで外から見たブラジルの風景としてとらえられていて興味深いです。僕はこの人の作品はずーっと追いかけて聴いてますが、住む場所が変わると音までかわるというのが面白いなと思いました。
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