Boundary Music Research: Digs Japan

Gilles Peterson
World Wide Showcase at UNIT

4月1日、エイプリル・フールの日。ダブフェイ数年ぶりのオールナイト・イベント出演となったワールドワイド・ショウケース。当日はオープンから入場制限していて（僕らは地下にいたり、近くのカフェにずっといたのでよくわからなかったけど）ステージから見る限りギュウギュウに見えて大変な感じでした。僕らは一番目の登場だったので、リハーサルを終えてしばらくお茶してたりしてるうちにすぐ出番。ステージに上がると珍しくスーツを着たジャイルスが紹介をしてくれてライブスタート。

僕はジャイルスには前に一度あったことがあるんですが、クラブの爆音と暗闇とアルコールの中なんで向こうも顔は覚えてないだろうし、僕もそのときの事はよく覚えてない。。だけどその時渡したCDは、紹介してくれたDJ松浦さんのプッシュもあってちゃんと聴いてくれたみたいで、Brilliant Colorsの中からBBCでもかけてくれていました。あーちゃんと聴いてくれたんだなー、と思ってBBCでかかったと聞いた時は結構うれしかった。

そんなこともあって実現した今回のイベントだったので、ジャイルスはもちろん松浦さんにもすごく感謝しています。ジャイルスくらいのDJになると歩いてるだけで「聴いてくれ！」っつっていろんな人がサンプルを持ってくるだろうから、ふつうは聴いてもらうだけでも大変だと思います。その上で本国のラジオでもかけてくれたんだから、かなり光栄なことだなーと思いますねー。すごい人気番組だし世界中で流れてるしね。

掘る、そして紹介、というのが彼の仕事で（つまりは広い意味でのDJってことですが）そういう意味では常に面白い音を探してるんでしょうね。僕はそんなに深く彼の人となりは知らないけれども、ちょっと接した限りでも本当に好奇心の固まりのような少年って感じがします。その飽くなき好奇心とセンスがいつまでたっても古くならないのがすごいところです。

で、僕らのライブは45分間だったのでわりとすぐに終わってしまいました。なんかもうちょっとやりたかった気もしたけれども、このライブは収録されててラジオでもオンエアされるってことで若干みんないつもより固かったように感じた、、、のでこれくらいで良かったのかも。僕は大して緊張するってことはないんだけど、気合いが入り過ぎで空回りした？？かな。ま、これも修行ですかね....。

次の東京でのライブは6月11日、恵比寿リキッドルームでのプランツ・フェスティバル。その前に福島で6月4日にライブをしますね。その後は東京の日仏会館（日仏学院？どっちだっけか。。またわからなくなった。。お茶の水にあるほうです）でやります。青柳がKama Ainaでイギリスをツアーしてていないこともあって4月、5月はライブはお休み。また6月にお会いしましょう。

ライブ前に近所のカフェでみんなで一服

楽屋風景

ライブ中！