いろいろな国の国旗に意味を与えるというアートキャンペーン。ブラジル人のイカルノ・ドーリアという人がリスボンで展開しているらしい。活動について詳しい事はあんまり分かりませんが、、、この作品をよく見ると、それぞれの国旗の色やマークの色分けが国旗の中で占めている割合にそれぞれいろんな意味を割り当ててあります。
たとえばこの↑アンゴラの国旗は赤い部分が『HIV感染者』黒い部分は『マラリア感染者』、黄色いマークの部分は『その中で医療を受けられる人達』
アメリカの地図の色分けの意味はストライプの赤い部分が『イラク戦争賛成』白い部分が『イラク戦争反対』青い部分はその中で『イラクがどこにあるか知らない人』。。と言った具合。「賛成したり反対したりしてるくせに、どこにあるかも知らないヤツがこんなにいるのかよ!」というツッコミがこの場合正しいんでしょう。
ちょっと筑紫哲也のNews23的、もしくはマルセル・デュシャンが便器にタイトルだけつけてアートだと言い張った”泉”という作品以降つづく「言ったもん勝ち現代アート」という気もしますがアイデアは悪くないと思うし、国旗がちゃんと布で作って(あるように見える)あって、文字が刺繍されてるのがいいと思いました。こういうのをPCでチョイチョイっと作ってもそれこそ「へー」って言って終わるだけですから。
え? リスボんで??
しらべてみよう。
Posted by: meltdown kaya | Friday, 20 January 2006 at 04:53