スカ/ロックスティディに一時代を築いたレーベル"Studio 1"の総帥Coxson Doddが亡くなった。
Blue Noteというジャズのアイコンとなるようなレーベルがあるように、ロックスティディと呼ばれる音楽にはStudio 1というアイコンがあった。ダブを作り出したのはキング・タビーだということになっているけれども、タビーがダブを作り出すきっかけとなったジャマイカのサウンドシステムにおけるSpecial(もしくはDub Plate)を50年代の終わり頃に初めて作ったのは、コクソンのサウンドシステムだと言われている。今月来日するプリンス・バスターももともとコクソンの用心棒として活躍し、その後に歌手デビューという経歴を持っているし、あのリー"スクラッチ"ペリーもそのキャリアをスタートさせたのはコクソンのサウンドシステムからだ。そのサウンドシステムの名前は"Sir Coxson's Down Beat the Ruler"。
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