Bruce Lee Tribute
7月にビクター/スピードスター・インターナショナルよりリリースされるブルース・リーのトリビュートアルバムに共同プロデュースという形で参加した。少し前のエントリーでGaz Mayallといっしょにレコーディングしたと書いていたプロジェクトがこれ。このプロジェクトのためだけのユニットは"Friends of Fury"という名前で、 フューチャリングにGaz Mayall & Dreamlets。
時間がなくてほとんどを一発取りでこなし(すほかなかっ)たこのユニットの参加メンバーは、パーカッションに家入哲也(Choro Azul)、タミー(Double Famous)、サックス、フルートでカーヤ(Double Famous)、ベース鈴木正人(Little Creatures)、そしてトランペット、大正琴で僕の5人。そこにDreamletsがコーラスを重ね、Gaz Mayallがフェンダーローズとトースティング/ポエトリーリーディングを入れるという超変則ユニット。エンジニアは内田直之(Dry&Heavy,Little Tempo)が担当。
曲のタイトルは"Jeet Kung Do"に決定。この曲をやることが決まってからレコーディングを終えるまで4日しかなかったので、ユニット名も曲名もほとんどその場の思いつき(ディレクターの)ではあるけど。
そもそも曲自体スタジオに入るまで曲のきの字もなくて、一発取りどころかその場でセッションしながら作ったもの。GazとDreamletsというとスカ/ロックスティディな感じになるかと思いきや、70年代のエキゾ・ファンク(?)のようなまたまた不思議な仕上がりになりました。
このトリビュートアルバムには他にも栗原務(Little Creatures,Double Famous)とChari Chariのユニットが参加していたり、Pacific231+畠山美由紀とか高木完+林由起子(Choro Azul)とかみんなばらばらに参加している。それ以外にもすごい大御所が参加してたりとかもして、もの凄いボリュームで6月に先行シングル、7月にはアルバムが発売される予定。全貌が見えて来たらまたここでもお知らせします。
ちなみに上の画像はジャケット等とはぜんぜん関係ありません。念のため。
ところで衣装繋がりじゃないけど、DVDが発売されたのでようやく"Kill Bill"を観た。残念ながらどこがおもしろいのかさっぱりわからなかった・・・・。タランティーノは好きで関わった作品はほぼすべて観てるけど、今回のが僕の中で一番だめなのは間違いない。サントラの選曲も悪くはないけどやっぱりいまひとつ。"レザボア・ドッグス"とか"パルプ・フィクション"の頃の切れ味はどこへ・・・。
そう。Kill Billは評価保留中の映画。そもそも一本の映画を二本にしてしまった…とか、すべてのシーンはあらゆる映画の模倣(オマージュかこういう場合)であるとか、15年後にKill Bill3を撮るとか。
作品自体の背後が騒がしい。作品自体にもパルプの頃を彷彿させる黒人の女性(名前忘れた。初めの頃ね)との対決など面白いシーンはあったけど、同様「えー」の連続だった。(ラストサムライよりよかったけど)
それにしても、海外生活の長い千葉眞一。なんであんなに英語下手なのだろーか。
Posted by: ino | Sunday, 25 April 2004 at 16:20
前話していたのはこれのことだったのですね、楽しみだ―Gaz Mayallといえば、ちょっと前に彼が編集したスカのコンピが出たトロージャン・レーベル扱いの「Gaz Mayall Presents "Topska"」というんだけど、これがまた良いのです。今度貸します。
あと余談ですが明日の晩7時からPRIDE GP開幕戦のOAがあるのでお忘れ無く(笑)すごいことになってるよ~
Posted by: HIDEMUZIC | Monday, 26 April 2004 at 09:40