ブラジルの建築家オスカー・ニーマイヤーのドキュメンタリーフィルムのDVDを買った。彼の代表作は1960年に、砂漠に突然建設された未来都市ブラジリアの建築群で、なんだかもうあり得ない形をしたものばっかりなんだけれど、今見ても独特の未来感があってめちゃくちゃかっこいい。
ブラジリアが建設されたのは、ちょうどボサノヴァが生まれたのと同じ頃ということもあってか、ボサノヴァに対してはブラジリアのような近未来的なイメージを強く感じる。ブラジルの人たちが作るものには、アメリカでもヨーロッパでもなく、また南米の中でも特有の未来志向があると思う。なんでそうなるのかは、謎ですが。
このドキュメンタリーの途中で、ジルベルト・ジルがインタビューされてるんだけど、言葉ではこの建築は表現できないと思ったのか、身振りとスキャット(??のような不思議な音)だけで一生懸命しゃべっててかなりおかしい。
僕は典型的なアームチェアトラベラーで、普段はあまり旅行したいと強く思うほうではないのだけれど、このDVDがきっかけで今年はブラジルに行きたいと考えてます。『モロ・ノ・ブラジル』もやってることだし予習として見に行かないと。
トラックバックしてみました。
こんなんでいいのかな??
つか、本当に行くんだブラジル。ウワサには聞いてたけど。
今度、DVD見せてください。
Posted by: kaya | Friday, 06 February 2004 at 19:09