前日名古屋でオールナイトのイベントをやってたため、ふらふらになりながら到着した昨日のライブは、蓋をあければいつものように盛り上がって楽しかった。
ライブの模様はメンバー細窪のブログ
会場(写真)だった馬喰町のnoya opギャラリーショップも内装やら雰囲気も素晴らしく、コラボした写真家大沼ショージさんの作品も素敵。友人もたくさん来てくれてケータリングもあってとくれば楽しくない訳がないんだけど。
このギャラリーのオーナーはyoshinobさんって言って、ジュエリーのデザイナー。僕らの2こ上くらいの年齢の先輩だけど、ダブフェイのことも前から知ってくれてたみたいだし、僕は別の仕事でちょっと繋がってたりもしたので、こういう形で改めて知り合えて一緒になにかが出来たのはとても良かった。
イベントはこの空間がちょうど埋まるくらいのお客さんがゆるやかに集まって始まった。
ダブルフェイマスは観客が十数人しかいなくても、フェスみたいなところで数百〜数千人くらいいるところでも変わらず楽しくやることが出来る。昨日のように一切電気を使わなくても生音だけでもなんとかやれるし。
そして昨日は温室育ちである(爆)ダブルフェイマス初の投げ銭ライブってのも良かった。気軽に見に来て、演奏を気に入ったら気に入った分だけ、自分に出来る範囲でライブに対してお金を払う。なにかをやるには原資が必要だからいつもというわけにはいかないけど、改めて音楽のあり方の基本に触れた気がした。
それにしてもこんな風にいい雰囲気のイベントってのはそうはなくて、、オーガナイザーもオーディエンスもパフォーマーもお互いリスペクトがないと成り立たない。ライブハウスでただむりくりにブッキングされるだけでは絶対いいパーティにはならない。
周りを見渡すとスケジュールとバンドの集客力を天秤にかけた経済効率でブックするイベントばっかり。見に行くほうも自分の見たいものだけ見て次のバンドは飛ばして帰る。
メーカーやイベンターはその様子から見積もってCDを出すか、次の会場のキャパをどうするするか、ワンマンをやれるかなどを決める。今や音楽も完全にコンビニ的な経済原則で動いている。
別にそれで楽しめるひともいるし、食って行くためには必要なことでもあるから悪いと言うつもりははないけど、そればっかりってのもどうかね、、って言う人がもうちょっと増えると面白いことが増えるのになぁ、、なんて思う。
だいたいメジャーってそれをやりすぎてダメになっちゃったんじゃないかとかボヤいてみたり。。
しかし僕らも長いことやってようやくこういうことが出来る様になって来たので、昨日はこれからの活動のヒントを見つけたようなパーティだったなー。
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