祭りの終わりはいつも切ないものですが、昨日のブログにも書いたとおり、終わった後はもうなんにもする気になれなくて1日中ぼけーっとしてました。
今年結成15周年ってことでいろいろやろうという企画を考えたのはもう1年半も前の2006年の事。年末のダブフェイの忘年会で、2008年にアルバムを出して全国を回り、9月に自分たちの祭りをどどんと開催しようとみんなで相談して決めました。
それからは綿密に(?)計画をたてて、いつまでになにをやるかという〆切を自らに設定して動いて来ました。ゆるいバンドだと思われがちですが(実際そうだけど)、今度ばかりはみんなで頑張ってみたのです。
アルバムはどういうものにするのか、ジャケットのデザインは、プロモーションはどうするのか。どのフェスに出たいのか、曲目はどうするか、演出はどうするのか。
レコード会社を決めたり未発表音源集を出せるように動いたり、ファーストアルバムの再発をするための交渉をしたり。。。基本的にほぼメンバーが全部関わり、まわりのスタッフとともに作って来ました。
今年はいろんな場面で結構露出したと思いますが、その裏にはレコーディングの合宿も含めて10数回におよぶ全員での旅を経て、リハーサルで集まったり、プロモーションで集まったり、もちろんツアーやライブでは一緒にいるし、今年ほど10人全員で稼働したことが多い年は無かった。
しかもみんなそれぞれの活動やら仕事やらをしながらの活動だから、それはそれは結構な過酷な状況もあったのです。当然自分の仕事を制限しなければ出来ない場面もあったり、調整したり無理したりと僕だけでなくメンバーはみんな本当に大変だったと思います。
なんとか乗り切れたのは、まずはダブフェイのメンバーでいるだけでとにかくオモロいってのが第一。それからなんといっても旅する先々で会う、ステージから見えるオーディエンスの喜んでくれる顔があったからだと思います。
とにかくダブフェイは全員で一緒にいると大体バカ話ばっかりして笑ってる。笑ってるというより爆笑してる。みんないろんな問題を抱えながら、おたがいブーブーいいながらもやっぱり一緒にいるとくだらない事ばっかり言って爆笑してる集団なのです。
みんなで旅をしてれば毎回ありえないような爆笑珍事件も多発する。旅の途中で不思議な秘仏に出会ったり、すごい風景に出くわしたりっていうような素敵な出来事もたくさん起きる。そういうハプニングの一つ一つが演奏以上に面白い。
考えてみれば親兄弟よりも長い時間一緒にいるし、それがメンバー交代もなく15年も続いてるわけで、バンドのメンバーというより家族というかほぼ親戚状態。今年のツアーには1歳になったばかりのメンバーの子供も常に同行していて、それがさらに親戚感を強めたという気もする。そもそも実の家族でもこんなに一つの事を作り上げてやっていくことなんてまず無いから、やっぱり特別な感じがあるのです。
そういうステージと旅を何度も何度もこなしてのこの週末のワンマンツアー。これまでの活動はもちろん僕らだけで出来る訳じゃなくて、マネージャーやサポートしてくれた事務所、レコード会社、イベンターなどの絶妙なサポートがあったからで、こういった僕らを支えてくれる人達が地道に努力してくれたことによって素晴らしいステージが出来、そこに本当にいいお客さんが引き寄せられて来てくれた結果、あの暖かいライブが出来たのでした。来てくれた方、支えてくれたスタッフには本当に感謝しています。
ゲストで出てくれたエゴよっちゃんやレオナ、ニカ(二階堂和美)さんもダブフェイのことを心底面白いと思ってくれて、最高にテンションの高いパフォーマンスで火に油を注ぎ続けてくれました。僕らも体力的にいっぱいいっぱいながら、ステージ上でこのまま終わらなければいいのにと思ったりするくらい。
上の写真はライブの大詰め。こんな光景見た事ない!だれに頼まれたわけでもなく始まった不思議なバンドが、15年の間にこんなにたくさんの人を巻き込んでお祭りができるなんて、始めた頃は考えた事もなかった。そして、祭りが盛り上がれば盛り上がるほど、終わった後の寂しさも大きい。
ダブフェイが今年やったライブは全て見事に晴れてました。そして今年最後のダブルフェイマスとしてのステージは屋内だけどもちろん最高のハレ!そして最大のハレが終わった後を見届けるように雨が降り始めたのでした。
これからのダブフェイはふたたびマイペースな活動に戻ります。次のダブルフェイマスとしての予定は12月に僕らの歌姫畠山美由紀のソロライブへのゲスト出演以外まったくの白紙。これからどうやって行くかはゆっくり時間をかけてまた全員で話し合って決めていきます。
ウェブも新しくなったし、情報はまた随時お知らせします。
めちゃめちゃ楽しかったです♪
こんなに心から楽しめたLIVE初めてかも…っていうぐらいに…。
メンバーであり、親友であり、家族であり、そんな風に思える人たちがいるってステキです!!
DFサイコー!!
もっとLIVEやってほしいっ。けど、このマイペースさがDFなんですよね~。だから好きなんだと思う。。
次回の祭りを楽しみに、いつまでも待ってます☆
ありがとうございました&おつかれさまでした☆☆
Posted by: oharico | Tuesday, 30 September 2008 at 22:56
わぁ。客席にまで照明が!キレイですねー。
DFの皆さんが楽しんでやってるのが僕らに拡がってミンナで気持ちよくなるカンジ!大好きです!
Posted by: はりちゃん | Wednesday, 01 October 2008 at 00:59
ライブ、とっても楽しかったです!
ほんと、私も「このままライブが終わらなければいいのに・・・」と思ってました。今もずっと尾を引くように、アルバム「Double Famous」を聴いています。
素敵な時間を本当にありがとうございました!
次の大阪ライブがいつになろうとも、その日を心待ちにしています。お疲れさまでした!
Posted by: みか | Wednesday, 01 October 2008 at 08:29
こんにちは!
みんなうれしいコメントありがとうございます!
なんだかんだで長いことやってますけど、こんなライブはなかなかないですね。こういうのはある意味まぐれ、、、、、かっこよくというか大げさに言えば奇跡(笑)それは言い過ぎか(爆)
いずれにせよ、僕らもほんとに楽しい時間でした。ありがとう!
Posted by: sstp | Wednesday, 01 October 2008 at 11:51
OPからEDまで
凄く楽しませていただきました!
出来る限り近場のライブは参加したいです。
(実は池上はほぼ地元なので、本門寺ライブ参加できなかったのが残念です。次回リベンジ!)
Posted by: かみや☆みか(仮名) | Wednesday, 01 October 2008 at 18:09
ほんとーにむっちゃくちゃ楽しい時間をすごせました。
ありがとうございます。
新潟で聞いた時は、感動して泣いてしまいました。
これからも素敵な音をよろしくお願いします。
Posted by: チャー・リー | Thursday, 02 October 2008 at 00:45
コメントありがとうございます!
いやー途中楽しいの自分だけだったらどうしようとかステージ上で思ったりしたけど、楽しんでもらえてよかったです。
ライブはリアルタイムのフィードバックだから、みんなの楽しいとかゲストの楽しいが僕らの楽しい、になり、それがまたみんなの楽しいになり、、、そういうスパイラルが起きたんですよね。
という意味では僕らががんばったというよりは、見に来てくれたみんなのおかげで僕らも楽しめたということなんで、それこそ皆さんのおかげなんだと思います。ありがとう!
Posted by: sstp | Thursday, 02 October 2008 at 02:01