80年代まだ中学生くらいだったころ、なぜかペンギンという動物が流行った事がありました。サントリーがペンギンズ・バーっていうビールを出したり、ペンギンキャラのチューハイを出したり。エリマキトカゲとかタコもキャラとしてはあったから、ペンギンだけじゃなかったとは思うけど、いろんな動物キャラの中ではペンギンはちょっとスノッブな洒落た雰囲気を醸し出してました。
そんな時日本でも大流行したバンド、ペンギンカフェ・オーケストラ。YMOにハマってた僕は坂本教授が参加してるっていう情報をもとに、レンタルレコード屋の閉店大放出で沢山買ったのを憶えてます。『サンプル』と書いてあるアナログを今でも持ってます。
ペンギンカフェは中心人物だったサイモン・ジェフィーズが今年からちょうど10年前に脳腫瘍で亡くなって活動を停止しますが、最近でもhpのコマーシャルで使われてたりするし、今でも時々耳にすると普通にいいなーと思えるバンド。
サイモン・ジェフィーズは京都に住んでたりもしたので、日本との関わりが深かったのですが、没後10年目にして坂本教授が主宰するレーベルcommmonsからベスト盤とトリビュート盤が同時に発売されます。僕は直接参加してませんが、トリビュート盤への参加メンバーはかなり僕らとも関わりの深い人だったりすることもあり、タワーレコードのフリーペーパー、バウンスでちょこっとディスクガイド的な文章を書いたりしました。
このトリビュート盤/ベスト盤ともにすごくいい内容なのでこっちでもご紹介。この一つ前のエントリーのアルバムでご一緒させてもらった蓮実さんほか、ダブフェイの青柳もカマアイナ名義で参加。安易なトリビュート企画っていつもどうなのかなーと思っちゃうんですが、これはかなり良いです。
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