先日Choro Azulのライブを銀座でやった時、会場に向かって歩いていると途中にあったプランタン(百貨店)の一階で洋書/写真集のワゴンセールをやっていました。駅の通路とかでもよくやってる古本セールとかCD/Videoの安売りみたいな雰囲気ながら、思わずチラ見してみると(僕は大体こういうのは素通り出来ない)さすが銀座というべきかさすがプランタンというべきなのか、本当にいい本が山積みに!しかもほとんどすべての本が定価の4分の1以下にディスカウントされてて超安い!
こうなると尚の事そのままにはしておけず、リーダーから「もう出番だから戻ってこい」という連絡があるまで物色&バカ買いしてしまいました....。今回の場合本といってもほとんど写真集とかでえらい重くて持ちきれなかったので、最終的に3冊にしぼりましたが、車で行ってたらやばかった。
結果ゲットしたのは、">ビンテージのファイヤーキングばかりを集めた写真集”BREATH TAKING”と、アメリカン・デザインの歴史を解説した本”現代アメリカ★デザイン史ースプーンからジェット機までー”と、TASCHENがだしている写真集"MOTEL FETISH"。
他にももっといろんな本(かなり欲しかったのは荒俣宏の妖怪図鑑みたいなのとか、、)もあったのに、「後10分で本番だから!!」という状況で僕が選んだのはなぜかアメリカンな本ばかり。
ひるがえって考えてみると、僕はアメリカから出てくるモノは大概好きみたいです。音楽しかり、アートしかり、ガジェットしかり。決してアメリカという国の全てが好きなわけではないのですが。巧く言えないけどもっというと、アメリカ発祥だけれどアメリカ人の中ではマスではなく、ヨーロッパとか日本とか外から見ていいなと思っているようなちょっと古い「アメリカ的風景」というものが僕は好きなようなのです。
Calexicoの音楽とかウィリアム・エグルストンの写真とかジム・ジャームッシュやデヴィッド・リンチの映画とかに感じられるニオイみたいな部分。イギリスの風景にはそれほど惹かれないけどアメリカには惹かれるってのはなぜなのかは自分でもよくわからない。ハリウッド映画的教育の成果なのかも知れません。
そんな僕にとっては今回、内容もちゃんと見ずに買った3冊はおおむね当たりでした。ただ、写真集"MOTEL FETISH"はもうすこしエグルストン的なアメリカのモーテルの風景と、デイヴィッド・リンチ的な世界観を期待してたんだけど、なぜかサントリーの缶の日本茶(どう見ても日本でしか売ってないやつ)が突然出てきたりしてちょっと.....。アメリカのレトロでビザールなモーテルの風景というのはテーマとして僕的に超アリなんですが、、、惜しい。
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