先日ダブルフェイマスで全員弦楽器でのレコーディングをしたんですが、その時僕も慣れないバリトンギターを弾いてチューニングがちゃんと出来なくて困りました。チューナーというベンリな機械がこの世にはあるので、誰でもできるっちゃできるんですが、慣れてないからあってるのかどうなのか確信が持てないんですよね。特にレコーディングするなんてことになると。指は練習すればそれなりにすぐ出来るようにはなるけど。。結局楽器もベースの高木のものだったので彼にやってもらったんですが、、このギターを使えばそんなチューニングがあわないという悩みも無用。ちゃんとしたギタリストにそんな悩みないって?
ボディーの上の12個のボタンで、即座にギターのチューニングが可能なんだそうです。ギターって弾いてる途中でどんどんチューニングがずれてきたりしますからこれは便利かもしれない。でも、こういうのが普及しすぎるとチューニング出来ないギタリストが増えるでしょうね。
トランペットもチューニングはもちろんしますが、結局管楽器のチューニングはあってないようなもの(ちゃんと合わせてても吹き方でどんどん変わる)ので、まわりの音を聴きながらやるしかない。本来は弦楽器もそうであるべきで、ずれてるなーと思ったら自分でなんとかしなきゃいけないもんだと思うんですが、一度こういうのに慣れちゃうとねー。便利すぎて戻れなくなりそう。そうすると耳の感覚が鈍くなりそうな気もします。
もっともいろんなチューニングをプリセットできるみたいなので、巧く使えば曲の途中でギターを取り替える事なくオープンチューニングにしたり戻したり、っていうキテレツなアイデアの曲も発明されるかもしれない。結局使う人しだいですね。これも。
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