Boundary Music Research: will

acoustic dub messengersの新作"Will"。

アコースティック・ダブ・メッセンジャーズ（略してアコダブ）も結成10年。僕らダブフェイが13、4年だから（いつからカウントすればいいのかよくわからなくて、、微妙に曖昧）。アコダブ君たちと初めて会ったのもよくは覚えてないんだけど、多分渋谷のElectronic Cafeでやってたイベント"Sign Off"のときか、恵比寿のカチャトラかな？ちゃんと話をするようになったのは"Sign Off from Amadeus"というコンピレーションのレコーディングで一緒になった頃からじゃないかと思います。このコンピが出たのが96年だからもう10年も前になるんですね。

"Sign off~"には現Choro Azul（当時はYukiko Hayashi名義で収録）とかNoise on Trash（現F.I.B. Journal）とかBreath MarkとかCombo PianoとかPort of Notesとか今でもなにかとよく会う人たちが収録されてます。Double Famousとしてもこれが初レコーディングだったと思うけど、他の人たちもだいたい初めてだったんじゃないかな。名義を変えた人はいるけどここに参加してるバンド全部まだ活動してるってのもすごい。当時ほかに周りでやってたけどやめちゃったバンドなんていっぱいあるので。

で、そのSign Off組が今年はばんばんアルバム出してます。ダブフェイももちろん出しますが一足早く9月15日にアコダブが発売。しかし、これはいいですよ！今までのアコダブのアルバムの中でも一番好きかもしれない。みんないろんな経験を積んでるので繊細ながら音が太いという感じがしました。アコダブで初（？多分）のボーカルトラック（Jen Wood）も相性ばつぐんだし。渋くて気持ちいい音です。秋口にぴったり。こういう音楽をやり続けてる友人が近くにいるってのは励みにもなるし、とてもうれしいことです。最近一緒にライブをやることが少なくなってるので久々にやりたいですねー。